オサマ・ビン・ラディン容疑者殺害

 Osama Bin Laden was killed by U.S.Army
May 2nd, 2011

21世紀の歴史がまた上書きされた。


 本日、オサマ・ビン・ラディン氏がアメリカ兵によって殺されたのである。 


出世を目論んだアメリカ兵が殺ったかどうかはわからないが、
ビンラディンの息子も殺され、遺体は海に葬られたという。
どうやら、これは長男や最期を重んじるイスラム圏の価値観ではかなりの屈辱を意味する行為なようだ。
みなさんご存知の通り、21世紀の歴史は9.11.同時多発テロから幕開けした。

この大事件の真犯人とされてきた、オサマ・ビン・ラディン氏は10年経ってついにその一生を遂げたのだ。
一つの大きな問題を解決するには10年かかるということだろうか。
それとも、まだ序章に過ぎないのだろうか‥‥。 

Sunday May 1, 2011...Osama bin Laden..Killing bin Laden is important, but what’s more vital is the ongoing U.S. campaign to “constrict” al Qaeda’s operation .....item 3..Analysis: The last 100 yards to bin Laden ...


いまニューヨークはマンハッタン、Ground Zeroでは御祭り騒ぎだと言う。
Bin Laden Dead Times Square NYC 2011

しかし言うまでもないが、オサマ・ビン・ラディン氏だけがではないことは確かである。
これはアメリカ合衆国と中東における石油取引によるものであることは誰の目にも明らかであり、タリバン指導者の死はテロリズムの終焉には結びつかない。


9.11.の真相。
それは、アルカイダが原油先物取引に深く関わっていることを意味し、
 地球全体でエネルギー転換が求められていることを理解する必要がある。
20世紀は石油や石炭などの中東で発掘されるエネルギー資源に依存しすぎた。

そして、時代はもう21世紀である。
2001年宇宙の旅から10年経ったイマらゆる分野で求められているイノベーションの根源はエネルギー転換である。
逆に、もしアメリカがエネルギー転換に成功さえすれば、世界は大きく変わることになる。 

日本の3.11.東日本大震災により露呈された原子力発電への依存から教訓を得て、

アメリカはイラク戦争と同じ過ちを犯してはならない。

一過性の優越感や安心感に身を委ねることは危険極まりないのである。


僕の見解からすると、
今もしテロが起こるとしたら場所はアメリカではなく日本だろう。
連中の狙いは、無論アメリカ市場民主主義の滅亡だが、

アメリカと日本の間には日米安全保障条約という世界史の中でも異端な条約が結ばれている。

とすると、大震災や放射能汚染、その経済的な後遺症が見込まれている日本を滅亡させることは他の新興国に対し「見せしめ」になることと同時に、アメリカ市場民主主義を滅亡させることに直結する。
同時に、ヨーロッパ圏に対してもイスラム原理主義のパワーを誇示することができる。
もし、僕がアルカイダの重役であればそう思う。

また、
Fukushimaから避難した子供達が首都圏でいじめられているように、
9.11.以後、ヘイトクライムという極めて残忍な「いじめ」がアメリカ各地で続出したことを忘れてはならない。 


改めて言うが、アメリカ合衆国はエネルギー転換を起こす以外に未来はない。
もし、アメリカが自然エネルギーへの転換を成功できれば、21世紀も太陽はアメリカに微笑みかけるだろう。