ケイトミドルトンさんのウェディングドレス

Princess Kate Middleton's Wedding Dress 
April 28th, 2011
  
Kate Middleton 005

美しすぎる議員、美しすぎる料理研究家、美しすぎるアスリート、美しすぎる書道家、美しすぎる尼さん、美しすぎる左官屋、美しすぎるタクシー運転手、美しすぎるスパイとかいるみたいだけど、

ケイトミドルトンさんはまさにそれ。

英国プリンセスだと流石に「すぎる」てことはないのかな。

そして今、UKで空前の話題と言えば、29日挙式当日までデザイナーが極秘のウェディングドレス。

Alexander McQueenのSarah Burtonが有力候補ということだ。

他にもいくつか有力候補はあるみたいだけど
これ、Alexander McQueenが候補としてあがってること自体、僕は「クールブリタニア」を強烈に感じる。

だっていくらなんでも、アレクサンダーマックィーン=桂由美 ではないでしょう。

Sarah Burtonはより
故アレクサンダーマックィーンさんよりナチュラルテイストであり、Alexander McQueen自体すでに大御所メゾンではあるが、アレクサンダーマックィーンさんの実験的な魂を引き継ぐ看板しょってるわけだから何かしらギミックあるんじゃないかと。
 
こういうところでクールブルタニアは発揮されるんだな。

来年ロンドンオリンピックだし。

一方では、イギリスは16~24歳の5人に1人が無職というニート大国でもある。
というか、ニート発祥の地。
ちなみにニートの語源は、"Not in Education, Employment or Training"

同時にインフレでもあるから、エネルギーのあり余った若者や移民は街に溢れる。
知り合いでも2人いるが、日本からもワーキングホリデーのビザでロンドンに渡る人が結構いる。


昨年初めてロンドン訪れたとき感じたのは、


・ポンドは高いが酒は安い。
・やっぱりユニクロは混んでる。

・デモとかストライキ用の空き地がある。
・国旗がいたるところにある。 
・だいたいどの公園でもサッカーしてる子達がいる。
・マークス&スペンサー系列の店や銀行が多い。
・マークス&スペンサーのオーガニックコーナーのサンドイッチが種類豊富で美味い。(シュリンプ×アボガドが特に!)

easyJetが地下鉄の駅に広告出してる。
・エントランスフリーのクラブイベントが多い。
ということ。




ドロ沼から這い出たような不良カルチャーが次のジェネレーションを牽引していくから結果的にストリート色の強いアートやファッションに勢いがある。

ロンドンは次世代型の格差社会だ。

お金を持っていれば健康的に清潔に太陽を浴びて直感的に自ら移動して遊べる(エコとオーガニックとLCCの先進国)、お金が無くても酒が飲めてそれなりに遊べるがペテンと不健康が蔓延る一度入るとなかなか戻ってはこれないトンネルに吸われる(ドラッグ大国)、お互い干渉せず遭遇することもない。

低価格競争とインフレが別々に同時に起こっているような状態。

他力本願ではないが、イギリス経済が景気改善して、回りに回って日本経済にも光が射すことを祈る。
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