Long Overdue, We Need Move On
ビジョンの無い人や物事には未来がない。
もちろん世の中には1人の人間ではどうしようもないシナリオが、ある程度用意されている。
次に、バイオマス。
続いて、地熱。
5月11日、スペインで大地震が起きた。
May 18th, 2011
ビジョンの無い人や物事には未来がない。
もちろん世の中には1人の人間ではどうしようもないシナリオが、ある程度用意されている。
しかし、飽くまで「ある程度」でしかない。
逆に言えば、誰でも「ある程度」は未来を変えることが出来る。
日本人でさえ、ほとんどの人は2ヶ月も経てば意識が薄れるだろう。
それが世界規模ともなれば、3.11.日本大地震や福島原発事故がほとんどの国や人々にとって直接的に影響がないので意識が薄れるていくことは仕方ない。
楽したい、厄介なことは後回しにしたい。
これが人間の性なのだから。
それでも、日本がかなりヤバい状況にあることは連日のニュースで報じられている以上に確かである。
僕達の生きる21世紀には娯楽が沢山ある。
問題を後回しにするユーモアこそ大事だと語る人の方が支持される。
しかし、核心部を表に出すのが嫌われる時代です。
放っておいてはならない問題が実は山積みということも理解すべきである。
その核心部とは、再生可能エネルギーへの転換に他ならない。
再生可能エネルギーとは、ざっと5つある。
再生可能エネルギーとは、ざっと5つある。
・風力
・太陽光
・バイオマス
・地熱
・水力
まず、風力と太陽光については、ソフトバンクの孫正義さんが自然エネルギー財団で準備している。
このビジョンはかなり信頼できます。
国民には身近で、長野県飯田市はじめ太陽光や風力発電推進するインディペンデントな取組みをする地域もたくさん存在する。
EU圏でも景気が良いドイツでは、メルケル首相が急速に原発廃炉へ方向転換しています。
隣国オランダは風車イメージが強いが、ここ20年くらいで原子力に移行している。
そろそろ20世紀のトレンドは終焉を迎えています。
次に、バイオマス。
オーストリアはバイオマスの先進国であり、特にギュッシング地域では自給率が8割を誇るという。
ちなみに、日本でも岩手県の葛巻町では既に基軸エネルギーとなっている。
また、今後のテクノロジーイノベーションによりコスト削減が1番期待できる。
木材消費の多い日本にとって、廃材燃焼→メタンガス→タービン稼働→発電をうまく取り入れればかなりエコである。
二酸化炭素排出量もグッと抑えられるため、京都議定書など環境問題において国際社会で脱原発・脱温室効果ガス・エコを牽引できる。
実は1番未来のある発電方法である。
続いて、地熱。
日本は地震大国であると同時に、火山大国でもある。
マグマを利用した地熱発電は島国の強みだ。
大地震の次は、間違いなく火山問題が明るみに出るだろう。
桜島や霧島山周辺が次の被災地となる可能性は高い。
島国ニュージーランドでは、既に地熱発電は基軸となっている。
また、ニュージーランドの地熱発電を促しているのは住友商事や東芝といった日本企業であることは超有名。
つまり、日本企業の技術は世界的に見てもかなり先進的であるにも関わらず、
政府は地震大国という地形的問題を無視して、フランスなどEU圏と同じ視点で高度経済成長期に原子力発電を推し進めすぎたため2011年になって問題が表に露呈されたのである。
「勘違い国家・日本」は高度経済成長期の恩恵である。
バブル崩壊をもっと深く噛み締め、素質が違うことを理解する必要がある。
最後に、水力。
過去の統計的に見ると、水力発電が一番現実的だ。
しかし、水の高騰が懸念される中、テクノロジーイノベーションによるコスト削減は見込みが低い。
どちらかと言うと、石炭と同じ部類に属する。
5月11日、スペインで大地震が起きた。
奇しくも11日。
地球が動いている、と地球人誰もが感じている。
人類に対する教訓か、それとも警告か。
今後、世界はますます相対的になる。
日本だけが原子力をすべて撤廃し、再生可能エネルギーへの完全な転換を計るのは経済的にかなりのリスクがあり2011年では現実的ではない。
とりあえず、政府の対応が遅いのはどこの国でも同じである。
自分の身は自分で守るしかないということだろう。
下から沸き上がってくるインディペンデントな分裂型にこそ賭ける試しがあるのかもしれない。
