ファッション至上主義の終焉

THE DEMISE OF FASHION SUPREMACY
April 21st, 2011
   
実は僕、プリンスの隠れファンです。

ファンと公言するにはなんとなく後ろめたさを感じるし、誤解受けそうなアーティストだけど、すごく好き。

小6か中1のとき、日曜日の午後だったと思う。
なぜか親父と家で「パープルレイン」を観た。
うちの親父は昔バンドをやってて、カルメンマキとかクリームとかプログレ系とジャズが好きってのは知ってたからマニアックな映画は家族でよく見たが、それにしても思春期のぼくには超強烈だった。
ストーリーとかじゃなくプリンスの存在が!
こんなのありかって思った。

それから何年か経って、高校卒業して文化服装学院に入学する前の春休み、何かの縁でまた「パープルレイン」を見た。たしか上京して一人暮らしてから最初に観た映画だった。
そのときはなんか尖ってて何でもかんでも斜めから見るような偏屈な18歳だったが、超強烈を通り越しハイパー強烈だった(つまり前回よりも)。

それからやっとプリンスのアルバムを中野新橋のツタヤで借りて、MD録って、ipodにも入れて、移動中はほとんどそれ聴いてた。
ちゃんと聴いたのは遅いけど、音楽より存在が好き。
こんなのありかっていう!




中でも一番好きな曲↓↓





↑↑ゲロひどいPVだ!


"I Wanna Be Your Lover"


I ain't got no money
I ain't like those other guys U hang around
It's kinda funny
But they always seem 2 let U down
And I get discouraged
Cuz I never see U anymore
And I need your love baby, yeah
That's all I'm living 4, yeah
I didn't wanna pressure U, baby
But all I ever wanted 2 do...

I wanna be your lover

I wanna be the only one that makes U come... runnin'!
I wanna be your lover
I wanna turn U on, turn U out
All night long, make U shout "Oh lover, yeah!"
I wanna be the only one U come 4

I wanna be your brother

I wanna be your mother and your sister, 2
There ain't no other
That can do the things that I'll do 2 U
And I get discouraged
Cuz U treat me just like a child
And they say I'm so shy, yeah
But with U, I'll just go wild, ooh
I didn't wanna pressure U, baby ... no
But all I ever wanted 2 do...

I wanna be your lover

I wanna be the only one that makes U come... runnin'!
I wanna be your lover
I wanna turn U on, turn U out
All night long, make U shout "Oh lover, yeah!"
I wanna be the only one U come 4, yeah




++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 

 
プリンスの話にも共通するが、僕はかつてファッション至上主義者だった。

「ファッション至上主義」
‥‥‥‥。

なんかマンガっぽい。

マンガ大国日本において、この「~(ほにゃらか)至上主義」という言葉は流通している。

恋愛至上主義、利益至上主義、学歴至上主義、派閥至上主義、事なかれ至上主義、白人至上主義、七転八起☆至上主義、などなど挙げればキリが無い。




 

僕にとってのファッション至上主義とは、

・見た目重視
・異常な自己顕示欲の塊
・虚勢の肯定
・思想や態勢がコロコロ変わって不安定
・ポジティブとの上辺付き合い、ネガティブとは一切向き合わない
・コネクション狙いで集るハエ
・果てのない欲望の追求

・極端
・サービス精神旺盛
・パイオニア気質
・エクスクルーシブ
・大前提として文系
 
つまりファッション至上主義とは、底知れぬ己の欲望に溺れることを意味する。
(あくまで僕にとって)

そして底知れぬ欲望の果てには、青い鳥症候群があなたを待っている。



僕の場合、ファッション至上主義に身をまかせるようになったのは
高校生?中学生?小学生高学年?

はっきりとはわからないが、根源は

70%くらい劣等感と、
マイノリティーとして生き残るための動物的直感と、
マイノリティーに対する不誠実な憧れと、
頑固な性格、
にいくらか関係しているのは確かだ。

でも、もう違う

僕も変わったし時代も変わった。

これからはいい面だけを取り入れたい。
例えば、1時間半の映画を観る前はダサダサだったスタイルが観た後にはクールに見える。
まぁこういうことなんだけど、
いまや3分のYOUTUBEで同じ変化が生じる。

回転率が極端に上がったのである。
どんどん回る、地球が回る、僕も回る、回り続ける。
ならいいが、
どんどん回る、地球が回る、僕は必死で回る、目が回る、吐きそう、ゲロも回る、けど回り続ける。
のはちょっと‥‥‥。 
回し車かと思われます。




回る以外の遊び考えないと。
これは機械VS人間の話だ。


回ると言えば、

風車


孫正義が自然エネルギー財団を設立するそう。
風力より太陽光がメインなようだが、感動するほど早いな〜。
光の道はたぶん中止ってことか。


ソーラーと言えば↓↓欲しい